- せいぜん
- I
せいぜん【井然】「整然」に同じ。II
「その手続がいかにも秩序~としてゐるので/半日(鴎外)」
せいぜん【凄然】(1)寒く冷ややかなさま。(2)ものさびしく, いたましいさま。III「~として眼冷かに, 散士を望むものの如し/佳人之奇遇(散士)」
せいぜん【性善】人の本性が善であること。IVせいぜん【悽然】悲しみに沈むさま。V「~として胆を落し/文明論之概略(諭吉)」
せいぜん【成全】完全に仕上げること。VIせいぜん【整然】きちんとして, 正しく整っているさま。⇔ 雑然「~と並ぶ」「理路~たる演説」VIIせいぜん【正善】正しく, 道理にかなっていること。VIII「~を為すは人の義務なり/日本開化小史(卯吉)」
せいぜん【清然】清らかなさま。 清清。IX「男女の志~と濁なき/人情本・梅児誉美 3」
せいぜん【生前】死んだ人がまだ生きていた時。 存命中。 死ぬ前。X「父が~よく言った言葉」
せいぜん【聖善】〔詩経(邶風, 凱風)〕母。 慈母。XIせいぜん【西漸】東に興った文明・勢力が次第に西方に移り進むこと。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.